関西学院大学大学祭総部新月祭実行委員会は、西宮聖和キャンパスにて11月11日と12日の2日間、新月祭を開催した。今年は新型コロナウイルスによる制限も完全に無くなり、キャンパスは人々の笑顔であふれた。
西宮聖和キャンパスの新月祭は乳幼児保育センターや幼稚園が近くにあるという特色を生かし、子供たちが楽しめる工夫が目立った。多くの家族連れが訪れ、チョークアートやシャボン玉、スタンプラリーなどを楽しんだ。
2号館2階では、小学校低学年以下を対象にイベントを実施した。「聖和ンダーランド」では、射的や宝探しなど5種類の企画をスタンプラリー形式で行った。聖和ンダーランドに参加した西宮市在住の堀史人くん(5)は「全部が楽しかった。もう1度行きたい」と笑顔で話した。
子供たちを対象にしたイベントのほかにも、多くの模擬店が出店しにぎわいを見せた。
教育学部波江ゼミの出店は15種類あるトッピングの中から2種類を選択できる餃子の販売。人気のトッピングはチーズと柚子胡椒だった。餃子を販売した増尾幸太郎さん(教育学部3年)は「準備の期間が限られた中での出店だった。トッピングの量とコスパの良さで独自の魅力を出した」と語った。他にもサッカー・フットサルサークルTEAMOの出店は、じゃんけんに勝ったら50円割引のホットドッグの販売など個性的な模擬店が多くあった。
今回の聖和キャンパスでの新月祭に関して遠山雄基さん(教育学部3年)は「キャンパスごとにそれぞれ色がある。また来年も参加したい」と笑顔で話した。(久保田創士)