聖歌隊 礼拝堂に響く、美しく重なるハーモニー

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関西学院聖歌隊の演奏=2024年11月2日、西宮上ケ原キャンパスランバス記念礼拝堂、山下結大朗撮影

 関西学院聖歌隊は11月2日、ランバス記念礼拝堂で新月祭チャペルコンサートを行った。豪雨にもかかわらず、礼拝堂には美しい音色を聴こうと多くの人が集まった。

 聖歌隊常任指揮者の水野隆一氏の指揮の下、11人の隊員が賛美歌を歌った。日英語のキリスト教音楽計8曲を水野氏がユーモアを混じえて紹介した後、アカペラ演奏が礼拝堂いっぱいに響き渡った。

 賛美歌「天にいますわたしたちの父(『讃美歌21』62)」では、観客が「わたしたちの主よ」という一部フレーズを聖歌隊と一緒に歌い、一つの音楽を聖歌隊と共に作り上げるという形でも楽しんだ。

 マネージャーの竹田遥香さん(文学部2年)は公演を終えて、「公式パンフレットの公演時間の記載ミスのことと、それを知らせるビラ配りの対応などいろいろあった。無事終わってお客さんがたくさん入ってくれて、自分たちも満足のいく演奏ができたかなと思う」と顔をほころばせた。     (田爪翔)

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