「写真を通じて伝えたいものを伝えていきたい」。関西学院大学写真部は5月23日から27日まで、部としては約2年ぶり、新体制となってからは初めての写真展を開催した。
今回の写真展について、後藤真綾部長(法学部3年)は「基本的なことは教わったが、細かい部分を知らないまま準備に臨んだ」と話した。
新型コロナウイルスの影響で、2020年以降、対面での活動はなかった。主な活動はビデオ会議システム「ズーム」での会議や各人が撮影した写真の批評、新入生向けの講座のみで、顔を知らない人との活動が続いた。特に部員同士の連絡や報告には苦心したといい、部員が要件を理解しやすいよう要点をまとめてラインで伝達するなどの工夫で乗り越えた。
現在は対面での活動も増え、徐々に活気を取り戻している。後藤部長は「写真部の一員として、自分の気持ちを発信していきたい」と今後の活動への意欲を示した。(岡﨑亮太)