【地域】過去の災害の教訓を生かす 神戸市がイベント開催

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 神戸市は4月26日、27日、「レジリエンスセッション 震災と未来のこうべ博」をKIITO、みなとのもり公園、新港第1突堤西側、メリケンパークの4会場で開催した。「震災30周年を未来につなぐ」をモットーに、神戸市や多数の企業などが防災に関するテクノロジーや取り組みを紹介した。以下いくつかのブースを紹介する。

―神戸市危機対策課―

神戸市危機対策課はLINEの「神戸市災害掲示版」を紹介した。災害の規模に関わらず、周囲の災害情報を投稿できる。また、他の人が投稿した災害情報をリアルタイムで把握でき、災害時の行動に役立てられる。

―KOBEスマートシティ推進コンソーシアム―

 KOBEスマートシティ推進コンソーシアムでは災害用伝言ダイヤルの「171」の体験を行った。職員の男性は「毎月1日と15日に誰でも体験できるのでぜひ体験してみてほしい」と話した。

―NHK大阪放送局―

NHKでは残されている約8000本の阪神・淡路大震災当日の映像を使用した動画を9分程度、上映した。職員の男性は「よく高速道路が倒れた映像など被害の様子が流れるが、住民同士の助け合いがあったということもこの映像を通して知ってほしい」と話した。

(今村早織・田爪翔)

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