関西学院大学は9月1日、株式会社「ビズリーチ」が運営するOB/OG訪問ネットワークサービス「ビスリーチ・キャンパス」と提携することを発表した。
「ビスリーチ・キャンパス」はオンライン上で大学ごとの内定者や卒業生のデータベースを構築し、学生が自分の興味に合わせてOB/OG訪問ができる環境を提供している。また、登録されている卒業生が各自でプロフィールを更新できるため、学生たちは常に最新の情報を得られる。
このサービスの一番の特徴は、やり取りが完全にオンライン上で完結できることだ。アプリを使って気になった卒業生に面談を申し込む。学生は電話番号などを交換せず、卒業生にビデオ通話で対応してもらえる。
関学大キャリアセンター長の森隆史さんは今回の提携について「提携を通じ、キャリア教育・支援のテーマである『質の高い就労の実現』に向けて卒業生とのつながりを強化していきたい」と話した。
関学大は2022年に開講した卒業生が学生時代から現在の仕事について語るフルオンデマンド型科目「KGキャリア入門」やAI技術を活用した質問対応ボットの「KG Chatbot」。そして今回の「ビズリーチ・キャンパス」によって一層、多様性のあるキャリア支援に取り組んでいく。(金鼎)