関西学院大学と関西大学のバドミントン部は総合関関戦の試合を6月3日、関西学院大学西宮上ケ原キャンパス総合体育館にて実施した。関学大が団体戦で男女共に勝利した。
今回の団体戦は、男女それぞれシングルス3試合、ダブルス2試合の計5試合で勝敗を決める。関学大バドミントン部は男女共に5対0と圧巻の成績を収めた。選手たちは緩急のついたショットや、揺さぶりの効いた攻撃で試合を支配していた。
関学大のキャンパスで総合関関戦を開催するのは4年ぶりであった。
入部後初めてホームである関西学院大学での試合に出場した男子副主将である神山新悟選手(人間福祉学部4年)は「歴史ある大会なので、失敗できないと思っていた。点を取ればとるほど流れに乗ることができた。」と試合を振り返った。
来年は関西大学での試合開催になる。現在の主力である4年生が抜けた後のチーム力の底上げが重大な課題だ。今回の試合には一年生も出場し、下級生の出場機会が多かった。神山選手は「後輩には絶対に負けられないというプレッシャーの中で試合の経験を積んでもらうことで、強い選手層を作りたい」と語った。(木下皓太郎)