関西学院大学西宮上ケ原キャンパスの桜が満開を迎えている。キャンパス内や正門前の学園花通りではソメイヨシノが咲き乱れ、訪れる理由が異なる人も、皆同じく桜を見上げていた。
息子の入学式に来たという女性は「ちょうど満開の時期で良かった。式典には入れなかったが、思ってもみない花見ができた」とベンチから桜を眺めた。
学園花通りで警備をする男性は「桜が咲くと毎年多くの人が見に来る。マスク越しでも花を眺める和やかな顔がうかがえる」と訪れる人々を見守っていた。
気象庁によると、神戸付近のソメイヨシノは1日に満開を迎え、平年より4日早く、昨年より2日遅いという。今後キャンパスでは、開花が遅いヤマザクラが見頃を迎える予定。(西村遼)