上ケ原で桜が満開に

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 関西学院大学西宮上ケ原キャンパスの桜が満開を迎えている。キャンパス内や正門前の学園花通りではソメイヨシノが咲き乱れ、訪れる理由が異なる人も、皆同じく桜を見上げていた。

 息子の入学式に来たという女性は「ちょうど満開の時期で良かった。式典には入れなかったが、思ってもみない花見ができた」とベンチから桜を眺めた。

 学園花通りで警備をする男性は「桜が咲くと毎年多くの人が見に来る。マスク越しでも花を眺める和やかな顔がうかがえる」と訪れる人々を見守っていた。

 気象庁によると、神戸付近のソメイヨシノは1日に満開を迎え、平年より4日早く、昨年より2日遅いという。今後キャンパスでは、開花が遅いヤマザクラが見頃を迎える予定。(西村遼)

学園花通りは桜並木と時計台を同時に撮影できる場所で有名だ=2022年4月2日、西宮市上甲東園2、西村遼撮影

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