関西学院大学西宮上ケ原キャンパスで7日と8日、オープンキャンパスがあった。昨年は新型コロナウイルスの影響でオンラインのみだったが、今年は対面式とオンラインを併用して開催した。
今回のオープンキャンパスでは、入試説明や学部紹介、留学や奨学金といった各種制度の説明、在学生による相談会、キャンパスツアーなどを実施。永野誠・入試課長(46)によると、オンラインでは対面式の内容に加え、各学部の説明会を配信したという。
新型コロナ感染拡大防止のため、対面式は完全予約制だった。参加者ごとに送られたバーコードから、予約したプログラムを受けられるようになっていた。永野課長によると、学内に入っている人数を把握するための措置だという。
また、ボランティア系サークル「KG CLUB」が運営に協力した。大学内を案内するキャンパスツアーや、感染症対策として参加者の手のアルコール消毒、講義室や休憩室の定員が守られているかのチェックといった活動をした。
来場型で参加した大阪市在住の女子高生(17)は「オープンキャンパスが無くなるか不安だったが、無事に参加できて良かった」とほっとした表情を見せた。
対面式では県内や近隣の府県からの参加者、オンラインでは比較的遠方からの参加者が多かったという。(秋田倖宜)