チームで音楽に合わせて巨大な紙に書道をする書道パフォーマンスを今年、文化総部書道部が始めた。初舞台は3月に米ハワイで行われたホノルルフェスティバル。以降、学内を中心に活動の場を広げている。
「高校では書道パフォーマンスをしていて、大学でもやりたいと考えていた」と部長の荒木美咲桃(みさと)さん(国・3)。昨年11月に旅行会社のJTBからホノルルフェスティバルでパフォーマンスの提案を受け、初舞台が決定した。神戸三田キャンパスで活動するフラダンスサークル「マハロ」とコラボし、フラダンスの音楽に合わせた書道パフォーマンスと書道体験のブースを出した。「初めは人数が集まらず諦めかけたが、やりたいと言ってくれた部員のおかげで頑張れた。マハロさんとも協力し、なんとか出場することができて嬉しかった」と振り返った。
出演するイベントのコンセプトに合わせて書く文字を相談し、全体の構成も部員が行っている。「書道は堅いイメージがあると思うが、書道パフォーマンスを通じて払拭できれば」と荒木さん。今年の新月祭でK.G.AWARD’19にも出場し、優勝したことについては「書道パフォーマンスを初めて1年の成果が出て嬉しい」と話した。
同部は今後もパフォーマンスを行う。次は来年1月4日に阪急西宮ガーデンズで開催される「ガーデンズコネクト新春書初めパフォーマンス」で書道パフォーマンスを披露する。本館1階フェステイバルガーデンで、午前11時から。