笑い飯のお二人、左から西田幸治氏、哲夫氏=関西学院大学教務機構教職教育研究センター提供
教育機構教職教育研究センターは10月2日、笑い飯哲夫さんによる「僕にとっての学ぶこと、教えること」の講演を西宮上ケ原キャンパス中央講堂にて開催した。この講演は本学教職課程100周年を記念したものだ。
哲夫さんは本学文学部哲学科の卒業生で、お笑いコンビ「笑い飯」のボケ・ツッコミを担当している。相方の西田幸治さんと出場したM‐1グランプリ2010で優勝するなど功績を残しており、現在もお笑い芸人として活躍中だ。
個人としても、仏教や農業、花火、わらじ作り、教育などの仕事にも携わっており、本人も「6足のわらじを履いている」と語る。特に教育に関しては、学習塾「寺小屋こやや」を経営するなど熱意を見せている。
講演では「笑い飯哲夫のおもしろ仏教講座」と題して仏教を通じた学びと教えに関して講話し、多くの学生や一般人が聞き入った。
哲夫さんは大学時代の思い出を交えて語り始め、仏教用語である「諸行無常」をスポーツ店などの例えを用いながら説明した。他にも「天上天下唯我独尊」や「四苦八苦」などさまざまな言葉をわかりやすく解説した。
また、漫才時と変わらない哲夫さんのキレのある軽快なトークに、会場は終始笑いに包まれていた。
参加者であり、哲夫さんと同じく哲学を専攻している安田明日香さん(文学部3年)は「(講演内の)仏教の古い教えを日常の中で感じられる部分もある。そのつながりを常に見つけていきたい」と笑顔で語った。(久保田創士)
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