準硬式野球部 コールド勝ちの完勝

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 適時打を打ち塁上で喜ぶ横田選手=2024年6月16日、関西大学千里山KAISERSBASEBALLFIELD、久保田創士撮影

 関西学院大学体育会準硬式野球部は6月16日、第47回総合関関戦に出場した。開催場所は大阪府吹田市の関西大学千里山KAISERS BASEBALL FIELDだ。

 フレッシュなメンバーで臨んだ関学大は関西大を相手に14-2(大会規定により五回以降10点差コールド)で完勝した。

 試合で両チームは初回から動いた。一回表関学大の攻撃、2死から石本泰誠選手(法学部2年)が右翼線に強烈な三塁打でチャンスを作り、捕逸の間に先制した。しかしその裏、関西大も犠打や2本の安打で2点をとり、関学大は逆転を許した。

 反撃したい関学大は三回、四球や右前打などで1死二三塁のチャンスを作り打者は荒井優真選手(社会学部1年)、遊安打で同点に追いついた。五回には2死三塁で横田那音(なおと)選手(商学部2年)の左安打で勝ち越しに成功した。

 勢いに乗った関学大は六回には4安打9四死球と猛攻、1イニングで11点を奪った。

 投手陣は6イニングを3投手がつないだ。初回に2失点をしたものの、二回以降は関西大打線を無安打に抑え、三塁を踏ませなかった。

 試合終了後、この日3安打猛打賞の活躍をみせた石本選手は「自分が引っ張っていこうという気持ちで臨んだ。チームを勢いづける当たりが打ててよかった」と力強く語った。     (久保田創士)

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