関西学院聖歌隊による演奏=2024年4月24日、ランバス記念礼拝堂、村山諒撮影
関西学院大学宗教活動委員会は4月24日、西宮上ケ原キャンパスのランバス記念礼拝堂でイースター礼拝を挙行した。
イースターとは、十字架にはりつけにされて亡くなったイエス・キリストがその3日後に復活したことを祝う日である。イースターは春分の日以後、最初に満月が現れた日の次の日曜日とされており、今年は3月31日であった。
関学大は毎年4月の第4水曜日にイースター礼拝を開催している。今年は打樋啓史宗教総主事が司式を担当し、学生や教職員、一般人を含め総勢117名が参加した。
神学部の橋本祐樹准教授は礼拝を通じて愛と友情、平和と希望のメッセージを分かち合い、心を一つにして祈る大切さを説いた。参加者に向けて橋本准教授は「ともにこの素晴らしい日を祝い、喜びを分かち合いましょう」とメッセージを贈った。
礼拝では関西学院聖歌隊や関西学院ハンドベルクワイアが演奏を披露した。神聖な雰囲気の中で参加者はろうそくに火を灯し、イエス・キリストの復活を祝った。 礼拝後、参加者にはイースターエッグと呼ばれる卵の形をしたチョコレートが手渡され、受けとった人たちは和やかな表情で会場を後にした