FW望月選手奮闘も、引き分けという結果に 関学大サッカー部

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 関西学院大学体育会サッカー部は6月11日に第46回総合関関戦の試合を実施した。結果は3対3の引き分けだった。

 前半8分、FWの望月想空選手(商学部4年)がDF山本楓大選手(商学部1年)のアシストで先制点を決めた。前半35分にも、望月選手はDF村上景司選手(商学部3年)のアシストから押し込み追加点を決め、前半は2対1で終了した。

 後半4分、関西大が怒涛の追い上げを見せた。関学大は13分までに2点を奪われ関西大に逆転を許した。その後、関学大はなかなか攻めることができず試合が硬直する中、38分に望月選手が1点を取り戻し、試合終了。3対3の引き分けに終わった。

 試合全体を通して、濃野公人選手(法学部4年)は1年の山本選手が初めてスタメンに起用されるなど、後進の選手たちが育っていることを踏まえ、キャプテンが積極的に声掛けを行い、チーム全体を明るく盛り上げることを今後の方針とした。

 試合で3度のゴールを決めた望月選手は「チームを勝たせたかった」と悔しがる様子を見せた。前半で2点を獲得できたものの、後半は攻めきれず「最後まで攻めたかった」と試合内容を振り返った。

 今シーズンの目標は「日本一」と強く強調した望月選手。6月開催の関西学生サッカー選手権大会に向けて「自分が全国に導きたい」と決意を固めた。(岡﨑亮太)

前半3分、FW望月想空の得点に喜ぶチーム一同=6月11日、大阪府大阪市ヤンマースタジアム長居、川田恵里花撮影
シュートを仕掛けようとするMF高木大輝=6月11日、大阪府大阪市ヤンマースタジアム長居、川田恵里花撮影
試合後、出場選手のチームでの写真=6月11日、大阪府大阪市ヤンマースタジアム長居、川田恵里花撮影

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