仁川の空き家を学生用シェアハウスに改修 失われた交流の場に

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 関西学院大学公認学生団体「西宮まちづくり連携プロジェクト」は、西宮上ケ原キャンパスの最寄り駅のひとつである阪急仁川駅(兵庫県宝塚市)周辺にある空き家を全面改修してシェアハウスにする活動をしている。このうち、昨年12月末に完成した1棟を、関学生専用シェアハウスにした。新型コロナウイルス禍で失われた学生の交流を増やす狙いだ。

 空き家をシェアハウスに改修する活動は、阪神間で不動産業を営む藤本工務店(同県小野市)と連携して行われた。同工務店が駅周辺の空き家を買い取り、学生らの意見を取り入れつつ改装した。改修工事の全てを同工務店が担当したため、入居者は壁紙の塗り替えや落書きも自由にできるという。

 活動を発起した同団体の泉創和さん(経済学部4年)は「シェアハウスの入居者数は6人ほどで、一般的な家庭の人数と大差がない。新型コロナへの感染リスクが高まることはない」と語る。また、遠方から通学する学生については「家計の負担になるので一人暮らしができず、片道1、2時間掛けて通学している学生もいる。その通学中にこそ感染のリスクがある」と話した。

 シェアハウスには家具がそろっており、1階に共用部、2階に入居者の個室が配置されている。自身も入居を考えている同団体の濱本杏奈さん(経済学部3年)は「シェアハウスに住むことで、減ってしまった学生同士の交流が自然と生まれるのが魅力的。初期費用が抑えられるので、憧れだった一人暮らしに気軽に挑戦できる」と話した。

 全部で4棟あるシェアハウスには、女性専用棟もある。詳細は団体のホームページ(https://www.nishinomiyaproject.com)で確認できる。(一宮麗果)

学生用シェアハウス「シェアパーク仁川」D棟の共用部=2021年2月26日、同団体提供

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