関西学院同窓会は6月、首都圏の拠点となる「銀座オフィス」を東京都中央区銀座三丁目に開設した。会議室やホールを備え、全国の卒業生や現役生が利用できる。
これまでは、東京駅前の東京丸の内キャンパスに東日本センターがあった。同キャンパスが、就職活動の拠点など、大学活動の拠点としての用途が拡大し手狭になったため、同窓会独自の施設を新設した。
近年は、本学を卒業する学生の半数が東京に配属されるという。これに伴い、東京における同窓会組織の強化が求められていた。同オフィスの新設を機に、東日本センターは発展的に解消した。銀座オフィスは同窓会本部直属の組織として機能を強化する。
銀座オフィスは、WiFi(無線LAN)環境を備えたフリースペースが設けられたほか、サークル活動などにも使えるホールや、同窓会の打ち合わせなどに使える会議室を備える。
銀座オフィスの八杉茂樹運営委員長は「首都圏にいる同窓生が、気軽に立ち寄れる場所だ。昼休みや仕事終わりに立ち寄ったり、銀座で買い物をする間の休憩に使ったり、同窓生の待ち合わせに使ったりと自由に活用してほしい。現役学生と同窓生をつなぐ場所としても活用していきたい」と話した。
開館時間は火〜金は午前10時〜午後8時半、土は午前10時〜午後6時。月・日・祝日は閉館。同オフィスTEL03・6260・6275。