創意工夫の実行委企画が満載
今年も新月祭の季節がやってきた。本学西宮上ケ原キャンパスでは初の3日間開催となる新月祭2019。全3キャンパスの特徴を生かした企画が目白押しだ。
今年の4月に大学祭準備委員会の規約が改正され、大学祭準備委員会及び実行委員会の組織体制が変わることが決定した。また、新月祭2019は西宮上ケ原キャンパスでは初の3日間開催となり、現体制での最後の新月祭となる。
新月祭2019のキャッチコピーは「ことしの月はなにいろですか?」だ。このキャッチコピーに込めた思いについて、新月祭2019実行委員会委員長の石原嵩馬(しゅうま)さん(経・3)は「新月祭を通し、来場した一人一人が自分なりの新月祭を見つけ、楽しんでほしいという思いが込められている。同時に、令和最初の新月祭であり、今の組織体制で行う最後の新月祭を、今年だけの色が出せるものにしたいという思いも込めている」と話す。
各キャンパスの特徴を生かした実行委企画にも期待が高まる。
神戸三田キャンパスでは、学びの要素を取り入れた「アドベンチャーラボ」が開催される。VRやAIなどの最新技術を体験し、関係するクイズに答えて景品がもらえるという企画だ。
西宮上ケ原キャンパスでは、昨年まで行われていたイルミネーションライブに代わり「アート2019~あの時の自分へ~」という新企画も予定している。この企画は、時計台をモチーフにしたモザイクアートが用意されており、その周りに来場者が過去の自分に向けたメッセージを貼っていくという、来場者と共に作り上げる企画になっている。
西宮聖和キャンパスでは、子供たちが和気あいあいと過ごせる、地域のお祭りのような雰囲気の「ぴよぴよらんど」という企画も用意されている。
石原さんは「どのキャンパスで開催される新月祭も違った雰囲気のものになるはずだ。ぜひ全キャンパスの新月祭に足を運んで、その違いを楽しんでほしい」と来場者に向けて熱く語った。
新月祭2019は、10月19日と20日に神戸三田キャンパスで、11月1日から3日に西宮上ケ原キャンパスで、11月9日と10日に西宮聖和キャンパスで開催予定。
ゲストに町田啓太さんら
11月1日に開催の西宮上ヶ原キャンパスのトークショーにおいて劇団EXILE所属の町田啓太さん(29)の出演が決定した。
毎年著名な芸能人を迎えて行われるこのトークショーは、新月祭の人気企画の1つである。本学の学生はもちろん、学外からトークショー目当てに新月祭に足を運ぶ人も少なくない。「ドラマ『中学聖日記』で初めて町田さんのことを知り、かっこよくて憧れていた。絶対にチケットを買って見に行きたい」と本学3回生の女性は語った。どのようなステージとなるか、期待は高まる。
11月2日に同キャンパスではORANGE RANGEによる音楽ライブ「K.G.PIECE無限に広がるレンジ」が開催される。「盛り上がるステージになることは間違いないと思う。とても見に行きたい」と本学2回生の女性は話した。
ほかに、神戸三田キャンパスと西宮聖和キャンパスでは吉本興業所属のお笑い芸人らによるライブも予定されている。