体育会アメリカンフットボール部ファイターズは11月9日、万博記念競技場(大阪府吹田市)で行われた関西学生アメリカンフットボールリーグ第7戦に出場した。試合前はリーグ内順位2位であった関学大は1位につけている立命館大学と対戦。24対3で直接対決を制し、6勝1分、5年連続62回目のリーグ優勝を果たした。
今回の勝利により、関学大は関西1位として全日本大学選手権に進出し、23年以来の王座奪還を目指す。
試合は立命館大の攻撃で開始した。ファイターズのディフェンスラインは陣地を堅実に守り、少ないプレーで攻守を切り替えた。しかし立命館大側も一歩も譲らず互いに動きのないまま第1クォーター(Q)を終えた。
膠着状態が続く第2Q終了間際、攻撃権の回ってきたファイターズが勝負に出た。クォーターバック(QB)の星野太吾選手(社会学部2年)を起点にパスを回し、フィールドゴール(FG)圏まで陣地を進める。続いてキッカーの大西悠太選手(社会学部4年)がFGを決め3対0で前半終了。
この得点から流れがファイターズに傾いたのか、第3Qは序盤からダウンを更新し続け相手ゴール11ヤードまで迫る。そのまま星野選手が駆け抜け、最初のタッチダウン(TD)に成功、10対0にリードを広げる。勢いは止まらず5分後にはランニングバック(RB)永井秀選手(社会学部2年)が36ヤードのTDラン、キックも決まって17対0。
第4Q終盤も攻撃の手を緩めることなく、星野選手が2度目のTD、守備に目を向けても完璧に近く、リーグ戦計7試合中最少失点で勝利した。前年王者を破り完成に近づいたチームで全国の舞台へ向かう。
試合後、大村和輝監督(54)は「今日はパシュートが良くてボールに集まれていた」とディフェンスの良さを称賛しつつも、「持っている力を全部出せたかというと、まだまだいけるなという感じ」と試合直後ながら次を見据えた様相であった。
(山本一貴)
