アメフト・ライスボウル 関学大は後半失速、オービックに敗れる

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 アメリカンフットボールの日本選手権、ライスボウルは3日、東京ドームであり、関西学院大(学生代表)は18—35でオービック(社会人代表)に敗れた。19年ぶり2度目の日本一はならなかった。

 関学大は第1クオーター(Q)、RB前田公昭(3年)がエンドゾーン手前から駆け抜け先制タッチダウン(TD)。オービックに2本のTDを許し、逆転される。

 第2Qには、RB三宅昂輝(4年)が84ヤードを独走しTDを決めるビッグプレーで流れを取り戻した。前半は両者の攻防が激しい展開となり、関学大は社会人王者を相手に引けを取らないプレーを見せた。

 後半はオービックが関学大オフェンスに適応。関学大は第3Qには14失点、第4Qには7失点を喫した。試合終盤には前田がTDをもぎ取るも、そのまま試合が終了。社会人の実力を見せ付けられる形となった。

 関学大の大村和輝監督(49)は「一対一の実力差や自分たちのアジャスト(適応)ミスが出てしまいました」と肩を落とした。

 RB鶴留輝斗主将(4年)は「詰めの甘さが出た。良かった流れを自分たちで切っていた」と厳しい口調で振り返った。

 アメフトを大学で引退すると表明したQB奥野耕世(4年)は試合終了と同時に涙を見せた。「小1から16年間やってきた。寂しさを感じる。不自由なくアメフトをやらせてくれた両親に、感謝している」。今後のアメフトとの関わり方を問われると「アメフトで学んだことを生かしつつ、何らかの形でアメフトと関わりたい」と誓った。

 来シーズンに向けて、大村監督は「1、2年生は、ポテンシャルの高い選手が多い。新型コロナの影響で予定がどうなるか分からないが、彼らに経験を積ませてあげたい」と意気込んだ。 (柴崎辰徳)

第2Q、パスの構えからスクランブルをする関学大のQB奥野耕世(右)=3日午後、東京ドーム、柴原誠撮影
第1Q、先制のTDを決めたRB前田公昭(中央)=3日午後、東京ドーム、柴原誠撮影

柴崎辰徳

投稿者プロフィール

兵庫県加東市出身、文学部総合心理科学科心理科学専修3回生。最近の関心はモラルライセンシング効果(moral self-licensing)。新聞総部では、アメフトやグリークラブなど主に部活動の活動様子を中心に取材。また、広報担当としてポスターの作成やSNSの運用等も携わっている。

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