ブースの様子=2024年5月19日、神戸市王子スタジアム、木下皓太郎撮影
関西学院大学国際学部の木本ゼミが5月19日、神戸市王子スタジアムで開催されたテールゲートパーティにて日本酒カクテルのブースを出店した。
テールゲートパーティとはアメリカンフットボールの試合前後のスタジアムでビールを飲んだり、バーベキューをしたりして観客同士で楽しむイベントだ。
この日は関学大アメフト部(ファイターズ)と立教大アメフト部(ラッシャーズ)の東西大学交流戦が王子スタジアムで開催され多くの人が会場に訪れた。
木本ゼミは前回4月20日も同様のイベントにてブース出店しており今年で2回目となる。
木本ゼミが取り組んでいるのは「日本酒振興プロジェクト」だ。灘五郷に代表される酒蔵を見学し日本酒業界の市場調査や課題点を学ぶフィールドワークを実施している。
若者の日本酒に対する固定概念を払拭するために日本酒をカクテルにして飲みやすくした。
ブースでは4種類の日本酒カクテルを用意し1杯500円で提供。前回のイベントで好評だった「レモンハイ」と「しらゆき」に加え、今回は「ミチョ割(もも・パイン)」と「うめ」を追加した。
ブースに訪れた松本侑大さん(国際学部4年)は4種類すべて購入。「飲みやすかった。日本酒が初めての人に向いていると思う」と満足気に話した。
木本ゼミ13期生の川島伶太さん(国際学部3年)は「日本酒の良さを若者に知ってほしい」と話した。
(木下皓太郎)
メニュー表一覧=2024年5月19日、神戸王子スタジアム、木下皓太郎撮影