にぎわうホームカミングデーの参加者たち=2024年11月24日、西宮上ケ原キャンパス、松浦颯太郎撮影
学校法人関西学院と関西学院同窓会は11月24日、西宮上ケ原キャンパスにて関西学院ホームカミングデー2024を開催した。肌寒さを感じる中、同窓生や家族連れなどでにぎわった。
最初のプログラムであるホームカミングのつどいでは昨年より来場者数が増えおよそ500人程度が集まった。同窓生の多くが学生時代を思い出しながら礼拝を行った。
キャンパスツアーでは入学センター公認サークルであるKG CLUBの学生が参加者にキャンパスを案内した。学生は時計台や図書館、にて自らのキャンパスライフでのエピソードと関学の歴史、ユーモアを織り交ぜ、関学を紹介した。参加したOGは「昔の関学と変わったところを外観だけではなく、学部や新設されたプログラムなども知ることができて楽しかった」とにこやかに語った。
クラブ体験は体育会硬式野球部、体育会馬術部、体育会相撲部、応援団総部チアリーダー部が実施した。馬術部は、部で主に取り組む騎手が燕尾服を着用しながら乗馬し、障害物を飛び越えるブリティッシュ馬術の実演を行った。多くの参加者は、躍動感溢れる競走馬の姿に目を輝かせていた。
消しゴムはんこ体験や関西学院短期大学企画の縁日ではわいわいと子どもたちの笑顔が弾けた。
震災メモリアルでは2025年で30年となる阪神淡路大震災の出来事に参加者は思いを寄せた。震災当時に結成された関西学院ボランティア委員会学生代表だった福山市立大学教育学部教授の野口啓示氏が登壇し、当時の体験を語った。グリークラブと新月会は震災メモリアルをテーマに「上を向いて歩こう」をはじめ数曲を合唱した。
キャンパスツアーの案内を務めた平松真美さん(法学部2年)は「先輩方の大学生活や今と昔の関学の違いについて聞けて楽しかった」と同窓生との交流で感じたことを笑顔で語った。
(田爪翔・松浦颯太郎)
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