関西学院大学西宮聖和キャンパス教育学部の公認ボランティア団体であるSCCV(聖和・キャンパス・コミュニティー・ボランティアーズ)。
SCCVは主にキャンパスの運営を手伝っている。具体的には新入生を歓迎するフレッシュイヤーキャンプやオープンキャンパスを運営している。フレッシュイヤーキャンプでは関西学院千刈キャンプで日帰りのレクリエーションやカレー作りを実施している。彼らは11月11日と12日の2日間にかけて西宮聖和キャンパスで開催した新月祭でもイベントを支えた。
SCCVの活動目的は新入生を迎え入れることと西宮聖和キャンパスの魅力を伝えることだ。今回の新月祭では五つの模擬店を運営。イベントを通して団員たちが来場者や他学年とのつながりを持つことを目標に取り組んだ。
SCCVには現在226人が所属する。団体を束ねているのはSCCVのリーダーである松本拓也さん(教育学部2年)だ。
今回の新月祭の活動では、1年生と上級生の間に熱量の差があった。松本さんは団体をまとめるだけでなく、団員が共に同じ目標に進めるよう「新月祭をより良いものにしたい」という自分たちの思いを伝えた。
その成果と新型コロナウイルス感染拡大防止による制限の緩和によって、模擬店の売り上げは良好だった。
最後に松本さんは「SCCVは運営が好きな人に合うと思う。他の学科の人と交流でき、ゼミや就職活動の情報も知れて、上級生の人が優しいところが魅力だ」と力強く語った。(久保田創士)