関西学院グリークラブ130周年 国境を越え、歌い継ぐ歌を披露

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 9年間連続で全国大会金賞を受賞し続けている関西学院グリークラブが、120周年を記念して演奏会を行った。演奏会には錚々たる面々が招かれ、120周年にふさわしい演奏会となった。

 9月29日に本学中央講堂にて、関西学院グリークラブ120周年記念フェスティバルが行われた。この演奏会にはクロアチア在日大使、チェコ大佐、スロバキア大使館の参事官が招かれ、大盛況となった。大使たちの招待は、部員らが自分たちで英語の文書を作成し、行った。120代部長の林浩平さん(経・4)は「大使たちの招待にはとても苦労した。自分たちの団体をどのようにアピールするべきか、試行錯誤した」と語った。

 この日の一番の見どころは、100年前にチェコスロバキア軍から譲り受けた合唱歌である「U BOJ!(ウ・ボイ)」をメインとした、ウ・ボイ伝承100周年記念ステージだ。この曲は、普段はアンコールで披露されることはあるが、メインとして披露されることはめずらしいことだという。

 演奏会には、関西学院グリークラブを含めた5団体、約250名が出演した。毎年出演している関西学院中等部グリークラブや、関西学院高等部グリークラブ、新月会(OB会)に加え、昨年発足したウィメンズ・グリークラブもステージに上がった。10代から90代まで、幅広い年齢層の出演者がステージに立つというのは、歴史ある関西学院グリークラブならではだ。

 12月19日に中央講堂で入場無料の演奏会を行う。グリークラブの合唱で、音楽でクリスマスを感じてみては。

「ウ・ボイ」を披露する、関西学院グリークラブの部員ら=9月29日、関西学院中央講堂、同部提供

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