関西学院大学、2年連続で過去最多を更新 2026年度志願者数は5.5万人を突破

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 関西学院大学は、2026年度一般選抜入学試験(1月出願)の志願者状況を発表した。総志願者数は55,939人に達し、前年度(54,227人)を1,712人上回った。昨年度、50年ぶりに過去最高記録を塗り替えた関学大だが、今年度はそれをさらに更新した。2年連続で「開学以来、史上最多」の志願者数を記録する歴史的な入試となった。

 昨年度の約5.4万人からさらに約3%増加し、5.5万人の大台を突破した。背景には、近年の学部個別日程方式の拡充や共通テスト8科目型利用入試の導入などの入試改革、入学センターのYouTubeの開設、活発な動画投稿などがある。今年度から共通テスト利用入試(1月出願)を除いた全ての日程で、共通テスト後に出願することが可能になったことも要因だ。

 入試方式別で注目すべきは、志願者の「二極化」だ。独自試験を行う「全学部日程・学部個別日程」と「共通テスト利用入試」などが全体の数字を力強く牽引した。一方、大学入学共通テストの得点と独自試験を組み合わせる「共通テスト併用日程」については志願者数が減少に転じた。これは、今年の共通テストの難化が影響した可能性が高い。共通テスト併用日程は、自己採点後に出願を判断できる。そのため、平均点が下落した際には受験生が慎重になり、出願を控える傾向が顕著に現れた形だ。

 特に伸びが顕著だったのは神学部(前年比140.5%)や教育学部(113.8%)、社会学部(112.7%)などの文系学部だ。また、理系でも理学部(111.4%)が大幅増となっており、文理問わず志願者が集まる「全方位的な人気」が記録更新の原動力となった。

 2年連続の志願者増により、多くの学部で昨年以上の高倍率が予想される。特に、志願者数前年比が110%を超えている「激戦学部」では、合格ラインの底上げが懸念される。一方、志願者が減少した法学部や建築学部などは、この追い風の中でも比較的落ち着いた競争になる可能性がある。学部間での明暗が分かれる形となった。

 (田爪翔)

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法学部2年 石川県出身者として石川県/北陸と関西学院を繋ぐ記事を書いていきたいです。 主な北陸関連の執筆記事 ・記者レポート 能登半島地震現地ボランティア  私が実際に第4回能登半島地震現地ボランティアに参加し、見て感じた光景をそのまま執筆しました。 ・西宮から能登へ復興のバトンを繋ぐ 出張輪島朝市 関学にて開催  石川県民にとってはなじみ深い輪島朝市。11月下旬に関西学院で出張輪島朝市が開催されました。出店者・参加者・関学関係者・学生ボランティアなど様々な声をインタビューしました。

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