関学グリークラブ マスクを装着してのリサイタル 「新たな試みを見てほしい」

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 関西学院グリークラブは13日、西宮市の兵庫県立芸術文化センターで第89回関西学院グリークラブリサイタルを開催する。来場者は、部員の家族や一部の関係者に限定する。今年度、最初で最後となるリサイタルは、新型コロナウイルス感染症対策として部員全員がマスクを着けて歌う。同クラブの部長である徳島良亮さん(経済学部4年)は「コロナ禍であっても、音楽界を先導して自分たちのできることを証明したい」と語った。

 マスクを着けての合唱について、徳島さんは「歌いにくく、酸欠になりやすい。しかし、練習の時からマスクの装着は徹底しているため問題はない」と自信をのぞかせた。

 今年度はコロナの影響で対面での練習はできず、11月までオンラインで練習したが、音質や部員のネット環境などの影響で本番に向けた練習が思うようにできなかった。また、昨年予定していたイベントはすべて中止になった。モチベーションが下がり「諦め」に近い感情があったという。

 部内に険悪な空気が漂う中、今回のリサイタルだけでも開催したいという徳島さんの思いに、4年生を中心とした部員が賛同した。4年生たちの思いが届き、練習に参加していなかった部員が復帰し、熱のこもった練習になったという。徳島さんは「リハビリから本番に向けての練習に変わった時だった」と明かす。

 観客や新入生に一歩踏み出す勇気を与えたいと語る。「今回、新たなグリークラブに生まれ変わった。過去にはなかった『新たな試み』を見てほしい」

 リサイタルの様子は、動画投稿サイト「ユーチューブ」で生配信される。詳細は、関西学院グリークラブ公式ウェブサイトで見られる。(柴崎辰徳)

マスクを装着して練習する部員=1月11日、西宮市のプレラホール、関西学院グリークラブ提供

柴崎辰徳総部長付広報

投稿者プロフィール

兵庫県加東市出身、文学部総合心理科学科心理科学専修2回生。最近の関心はモラルライセンシング効果(moral self-licensing)。新聞総部では、アメフトやグリークラブなど主に部活動の活動様子を中心に取材。また、広報担当としてポスターの作成やSNSの運用等も携わっている。

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