硬式野球部 関西大との接戦を制す
- 2024/7/5
- ニュース
- 863号, 部活, 関西学院大学体育会硬式野球部, 関関戦
適時打を打ち塁上で喜ぶ横田選手=2024年6月16日、関西大学千里山KAISERSBASEBALLFIELD、久保田創士撮影
関西学院大学体育会硬式野球部は6月8日、第47回総合関関戦に出場した。開催場所は大阪府吹田市の関西大学千里山KAISERS BASEBALL FIELDだ。
毎年開催し、関学大と関西大が戦う伝統の「関関戦」。4年生メンバーで臨んだ関学大は4-2で接戦を制した。
両校応援団のエール交換から始まった試合は小倉璃功選手(法学部4年)が登板。初回長打を浴び先制点をとられたものの、打者を打たせて取る投球を見せ、二回3分の1を1失点と粘りの投球を披露した。2番手以降は5人の投手が小刻みに継投した。
打線は0-1の四回に1死から連続安打で2死一三塁のチャンスを作った。榎本凌之介選手(法学部4年)の二塁打で同点に追いつき、五回には勝ち越しに成功した。
6回には一度同点に追いつかれたものの、七回にも四球と犠打などで1死一三塁のチャンスを作った。打者は山下貴伸選手(社会学部4年)、打球は中前へのタイムリー、再び勝ち越した。
表に追加点を取った九回に連続四球で1死満塁のピンチを作ったものの、6番手で登板した森田彩介選手(総合政策学部4年)が2人の打者を外野フライに打ち取り、関学大は春季リーグ戦に続き関西大に勝利した。
試合終了後、勝ち越しタイムリーを打った山下選手は「この学年(4年生)を象徴するつながりを意識して打席に立った。打った瞬間は良い感触だった」と笑顔で語った。
硬式野球部は関関戦での勝利、さらに全日本大学野球選手権大会への出場と勢いづいている。この勢いのまま、次は秋季リーグの優勝と秋の全国大会出場を目指していく。
(久保田創士)
リリーフとして好投する森田選手=2024年6月8日、関西大学千里山KAISERSBASEBALLFIELD、久保田創士撮影
勝利しマウンドに集まる硬式野球部メンバー=2024年6月8日、関西大学千里山KAISERSBASEBALLFIELD、久保田創士撮影