関西学院大学体育会学生本部は2日、第45回総合関関戦合同礼拝を西宮上ケ原キャンパスのランバス記念礼拝堂で開いた。礼拝を通じてスクールモットーの「Mastery for Service」を感じ、関関戦に向けて士気を高め、一致団結することが目的。体育会各部幹部が対面で参加するのは、2019年以来3年ぶり。
冨田宏治副学長は式辞で「関学は関大より活動時の制約が厳しい。不利な立場ではあるが、勝ちにこだわって試合に臨んでほしい。史上最高の勝利となるはずだ」とコロナ禍での活動をねぎらい、エールを送った。関西学院大学応援団指導部による応援動画も公開された。
礼拝の運営に携わった陸上ホッケー部女子の岩山彩香さん(総合政策学部3年)は「3年ぶりで全体像を把握しづらかったが、いろいろな方の協力で成功させることができ、楽しくて充実感があった。関西学院大学への帰属意識が芽生えた」と話した。
これまでの通算成績は23勝17敗1分で、17日現在の対戦成績は9勝10敗4分。岩山さんは「引き続き関大との差を広げられるよう勝利に貢献したい」と意気込んだ。(石本理子)