学校法人関西学院と博物館・美術館の連携制度について耳にしたことはあるだろうか。関学は2018年4月より、関西圏のいくつかの博物館・美術館との連携制度に加入している。
提携を結んでいるのは6館で、「京都国立博物館」「奈良国立博物館」「国立国際美術館(大阪府)」「京都国立近代美術館」のキャンパスメンバーズ制度、「兵庫県立美術館」「横尾忠則現代美術館(兵庫県)」とのキャンパスパートナー協定がある。
これらの連携制度によって、博物館・美術館を訪れる関学生はさまざまな特典を受けることができる。具体例を挙げると、作品展や常設展の鑑賞料の割引、その他施設の使用料の割引といった料金面に関するものが多い。
これらのサービスは施設を利用する際に事前申し込みを行い学生証の提示をすることで利用することが可能となる。一部は当日学生証を持参するだけでも可能だ。
関学大と博物館・美術館の連携制度に携わっている、学校法人関西学院教育連携部の大森美穂さんはこのような連携制度について、「芸術作品に興味がない人でも、博物館・美術館の美しい建物だけでも見てほしい」と語り博物館・美術館の利用を呼び掛けた。
ぜひ、関西の美術館・博物館へ学生証を片手に訪れてみてはどうだろうか。 (宝本拓夢)