一般入試 志願者数2年連続増加

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 関西学院大学で1日から一般入試が始まった。新型コロナウイルス禍にもかかわらず総志願者数は2年連続増加し、一般入試と共通テスト利用入試を合わせると前年に比べて13.3パーセント上昇した。同大学入学センターの永野誠入試課長は「昨年度から広報を担うチームを作った。昨年以上の感染対策をしてイベントを実施できた結果が実った」と話した。

 志願者数は14学部合計で3万7213人。例年2月1日、2日で実施している全学部日程の制度変更により、1日、2日の両日とも14学部全学部で受験可能となった。その結果、1人当たりの併願数が増加した。特に法学部では、前年に比べて33.8パーセント上昇した。資格を取れる学部の全国的な人気が背景にあるという。他にも、永野課長は「法学部、商学部、教育学部ではカリキュラムを改変したことも増加した理由」だと考えているという。

 初日は8759人が受験し、2月7日までの受験者数の中で最も多い。西宮上ケ原キャンパスでは3187人が受験した。

 同キャンパスで社会学部、経済学部を受験した神戸市の御影高校に通う男子生徒は「家から近く、校舎がきれいなので関学に通いたい。4日と7日に受ける試験に向け全力を尽くしたい」と話した。文学部を受験した京都府宮津市の宮津高校に通う女子生徒は「試験は難しかった。2日と3日にも受けるので体調を壊さないようにしたい」と話した。(井上聡、西村遼)

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