(ポプラ)関学生は通学態度を改善すべきだ

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 先日関西学院大学は、保証人に向けて成績資料と共に学生の生活態度に関する文書を送付した。

 近頃関学生の通学態度が悪化し、周辺住民からの苦情が相次いでいる。苦情の内容は次の通りだ。道に広がって歩き、対向車が来ても避けようとしない。ぶつかっても謝らない、逃げる。自転車・原付バイクによる無謀運転、道路交通法違反。苦情の内容に身に覚えがある学生が多いのではないか。

 関学大は2023年に王子公園への大学誘致に応募し、優先交渉権者に決定した。しかし、7月に市民グループが応募取り下げを求め、関学大に署名を提出した。

 市民グループが大学移転に反対する理由は、市民プールなどの既存の施設の閉鎖、学生のマナー違反による生活環境の悪化などである。西宮上ケ原キャンパスや神戸三田キャンパス近くの住民に多大な迷惑が掛かっている以上、王子公園周辺の住民が移設に反対するのも当然だ。

 私たち学生は当たり前のように大学で活動している。しかし、それが周辺住民や利害関係者の協力があってのことだという事実を忘れてはならない。登校マナーが改善されなければ、関学生は活動の幅が狭まるだろう。さらには、関学生の印象も下がりかねない。

 関学生は生活態度を改善すべきだ。注意喚起の文書が保証人のもとに届かない日が来ることを願う。

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