秋もさらなる献血を 秋の献血週間開催

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献血の窓口と勧誘をする献血実行委員会=2024年10月4日、関西学院大学西宮上ケ原キャンパス、松浦颯太郎撮影

 宗教総部献血実行委員会は10月2日から4日にかけて、西宮上ケ原キャンパスで秋の献血週間を開催した。3日間で計211人が献血に協力した。

 最初の2日間、献血への協力者数は少なかった。その理由として、献血実行委員の芦北(ま)(しゅう)さん(神学部3年)は「雨が続き、大学に来る人数が減ったのが原因だ」と話す。献血週間の活動は天候に左右されることが課題の一つだ。

 依然として血液は足りていない。献血実行委員会が開催している献血週間でも血液型を問わず協力者が減っており、献血量自体もかつてより不足している。

 採血するにあたり、海外渡航経験者や薬の服用者に制限がかかることがある。これは血液を安全に患者に届けるためだ。

 制限がある中でも献血への協力者を増やし、血液の不足を解消するには、学生一人一人の献血意欲が問われている。

 献血週間以外でも、西宮上ケ原キャンパスの近くでは西宮市北口町にある「にしきた献血ルーム」で献血することができる。ぜひ参加してみてはいかがだろうか。      

(前川 勇)

採血を行う2台の献血車=2024年10月4日、関西学院大学西宮上ケ原キャンパス、松浦颯太郎撮影

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