関学大アメフト 立命大と接戦の末、58回目の関西リーグ優勝
- 2021/11/15
- ニュース
- 体育会アメリカンフットボール部, 大藪巨翔, 西村遼
関西学生アメリカンフットボール1部リーグは14日、ヤンマースタジアム長居(大阪市東住吉区)で優勝決定戦があり、Bブロック1位の関西学院大学とAブロック1位の立命館大学が対戦し、28対25で関学大が勝利した。互いに得点を奪い合う接戦を制し、58回目の関西リーグ優勝を果たした。
第1クオーター(Q)の終盤、関学大のRB前田公昭(4年)がタッチダウン(TD)を決め、先制。第2Qでは、関学大のRB前島仁(2年)のパスをWR戸田龍太(4年)がエンドゾーンで受け止め、華麗なTDを成功させた。立命大にTDやフィールドゴールから失点するも、前半を14対11で終えた。
第3Qでは、立命大のRB平浩希(4年)にTDを決められ、逆転を許す。第4Q開始直後、関学大の前田が独走でTD。続いてRB齋藤陸(4年)も、相手を押し切ってTDを決めた。その後、立命大にTDを決められるも、優勢を保ち、28対25で逃げ切り、勝利した。
関学大の前田は「残り数分で点を取られ、楽な状況ではなかった。そのような中でも、一つ一つのプレーを大切にして最後までプレーできた」と試合を振り返った。
関学大の主将のDL青木勇輝(4年)は「立命館を倒さないといけないと思って頑張ってきた1年だった。優勝できたのは率直にうれしい」と喜んだ。
来月5日には、全日本大学選手権の西日本代表決定戦がある。青木は「決定戦までに、今年の目標であるアグレッシブなチームにより近づけていきたい」と力を込めた。(大藪巨翔、西村遼)