関西学生サッカーリーグは14日、後期第10節がサンガスタジアム(京都府亀岡市)であり、関西学院大は立命館大に1―2で敗れた。前戦に続き、2連敗となった。
立ち上がりから激しく攻守が切り替わり、両チーム互いに譲らない展開が続いたが、前半44分に均衡が破れる。ゴール前でボールを受けた立命館大MF藤井智也に左足でシュートを決められ、先制を許した。このまま0ー1で前半を折り返した。
後半、関学大はMF輪木豪太のドリブル突破などで反撃を試みるも、得点が奪えない。迎えた後半44分、立命館大にスローインからパスをつながれ、ゴール前に抜け出したFW延祐太にシュートを決められ、再び失点。0―2となった。
その後、攻勢を強めた関学大は、後半アディショナルタイム2分、FW山見大登の右サイドからのクロスを、途中出場のFW木村勇大が相手ディフェンスに競り勝ち、ヘディングでゴールにねじ込んだ。木村は「混戦になるボールが上がり、(得点への)気持ちで突っ込んだ」とゴールを振り返った。一矢報いたが、このまま1―2で試合終了。2連敗となった。
後期リーグ戦初先発となったGK馬場裕斗は試合を振り返り、「攻守両面でゴール前の甘さが出た。2失点してしまったのがすべて」と肩を落とした。
後期リーグ戦は残り4試合。次節は首位の大阪体育大学と対戦する。 (林 昂汰)