クリスマスを祝う歌声響く 関西学院聖歌隊クリスマスコンサート

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賛美歌を歌う聖歌隊=12月21日、西宮上ケ原キャンパスランバス記念礼拝堂、川田恵里花撮影

 関西学院聖歌隊は2024年12月21日、西宮上ケ原キャンパスのランバス記念礼拝堂で関西学院聖歌隊クリスマスコンサートを開いた。予想を超える130人以上が来場し、盛況を博した。

 指揮の水野隆一氏のあいさつの後、隊員らは歌いながら入場し、パイプオルガンの音色が響き渡った。

 第1部では賛美歌の他にウクライナ民謡や黒人霊歌、プエルトリコ民謡など国際色豊かな曲を演奏した。

 商学部の卒業生で枡井宏之さん(66)は「部員不足を感じる時期もあったが今年は隊員がたくさんいて良かった。自分はキリスト教徒ではないが、この気持ちが落ち着く雰囲気が好き」と話した。枡井さんは、毎年クリスマスの時期に関学大が開催するイベントに参加しているという。

 第2部はヘンデル作曲、キリストの生涯を描いた「メサイア」の演奏で始まった。最初にパイプオルガンの音が響き渡り、合唱と独唱に会場は厳かな雰囲気に包まれた。

 最後には会場にいる全員で「いそぎ来たれ、主にある民」を歌い、コンサートは幕を閉じた。

 学生指揮者の河本理佐さん(商学部3年)は今回のコンサートについて、学生の隊員たちでやりたい曲を提案して構成を考えたと話し「集中してやりきることができたと思う」と笑顔だった。

(川田恵里花)

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