関西学院大学体育会フェンシング部は関西大学体育会フェンシング部と6月4日に第46回総合関関戦で対戦し、3勝2敗で関学大が勝利を収めた。会場は関西学院大学西宮上ケ原キャンパスの総合体育館1階フェンシング場だった。
今回の試合では、男女共にフルーレ、エペの2種目、男子のみサーブルも含んだ3種目の全5試合を実施した。各種目9試合で45点先取したチームが勝利というルールだった。
男子フルーレでは第4試合で辻中悠真選手(法学部3年)が9対15の点差から20対15まで巻き返すも45対37で関学大が敗北した。
女子フルーレでは関学大が第1試合からリードし、危なげなく45対8で圧勝した。
男子エペでは第4試合までは関学大が優勢だったものの第7試合終了時には28対35と大差をつけられた。しかし、第9試合残り時間1分10秒の時点で水野真夏斗選手(商学部2年)が奮闘し43対42と逆転。関学大は粘りを見せたものの、再び逆転を許し、44対45で敗北した。
女子エペではフルーレ同様関西大にリードを許さず45対21で勝利した。試合前にはチームのメンバーが選手の背中をたたき、活を入れていた。また、石川聖菜選手(文学部3年)はポイントを獲得した際に声をあげて喜ぶ姿が見られた。女子は2種目共に全試合勝利で関西大を圧倒した。
最終試合、男子サーブルでは、前の2種目と異なり、剣先だけでなく剣身全体にセンサーがあるため「突き」だけでなく「斬り」も得点となる。関学大は第1試合からリードし試合の流れをつかんだ。相手側のコートまで大きく攻め、45対21で勝利した。
関学大は3勝2敗で勝利し、1勝2敗で敗北した去年の雪辱を果たす結果となった。(西本明日華)