サービスをリターンする近藤選手=2024年6月16日、関西大学千里山キャンパス空中テニスコート、森友紀撮影
関西学院大学体育会庭球部男子部は6月16日、関西大学千里山キャンパス第4学舎3号館の屋上にある空中テニスコートにて、関西大学体育会テニス部男子との対抗戦を実施した。
気温が30度を超え強い日差しの中、ダブルス3試合とシングルス6試合の計9試合の団体戦が行われた。
ダブルスで出場した増成拓也選手(文学部4年)と森岩新選手(社会学部1年)ペアは第1セットを6ー4で先取した。
続く第2セット、ゲームカウント3ー5で迎えた第9ゲームはでこの試合一番の盛り上がりを見せるも、2回目のデュースで関西大ペアに連続ポイントを許しこのセットを落としてしまう。
第3セットでは悪い流れを断ち切ることができず、結果セットカウント1―2で敗北した。
シングルスで出場した近藤圭一郎選手(経済学部4年)は丁寧なラリーでリズムを作り第1セット第4ゲーム、相手のサービスゲームをブレイクすると続く第6ゲームでもブレイクに成功しそのまま第1セットを取った。
第2セット第2ゲームで相手にブレイクされたが続く第3ゲームでは4連続ポイントで再度ブレイクする。しかし疲れが見え始めた第6ゲーム、精彩を欠き自身のサービスゲームをブレイクされるとそのまま第2セットを落とした。
第3セット、ゲームカウント3―4で迎えた第8ゲームでは相手のペースにはまりドロップショットを決められると、このゲームは1ポイントも取れずブレイクされてしまった。結果このセットを4ー6で落とし、セットカウント1ー2で敗北した。
総合成績ではダブルス、シングルスともに1勝もできず結果0ー9で完敗した。
主将の増成選手は「競った場面であと1本取れなかった」と悔しさをにじませた。(木下皓太郎)