来年にパラリンピック東京大会を控えるなか、本学東京丸の内キャンパスで「パラスポーツボランティア養成講座」が開催されている。視覚障害者のサポート方法を学び、実践する。関西学院大学体育会同窓倶楽部(KGAA)東京支部で社会貢献を行うソーシャル・クレセント委員会と連携し、同キャンパスが「丸の内講座」として開講した。パラリンピックに向けての取り組みとして小池都知事が同講座を挙げるなど、学内外で注目が集まっている。
今年度前期は基礎編2回が終了しており、受講者は講義や体験を通じて、視覚障害者とのコミュニケーションの取り方や、ブラインドスポーツにおける支援者の役割などを学んだ。24日に行われる実践編ではブラインドサッカー選手の練習補助を行う。
同キャンパスの担当者は「障害者との関わり方を知ることが、優しい社会への第一歩となる。同講座をきっかけにして欲しい」と語り、「在京のキャンパスとして、東京大会へ機運が醸成されつつある東京から、関西の本学学生や教職員へ、取り組みを発信していきたい」と話した。
西宮上ケ原キャンパスでも、パラスポーツ体験が行われているほか、今後も同様の講座を東京丸の内キャンパスは開催していくという。
問い合わせは東京丸の内キャンパスTEL03・5222・5678。