タイムリーを打つ内山選手=2026年3月12日、関西学院大学第3フィールド、佐藤朝陽撮影
関西学院大学硬式野球部は3月12日、関西学院大学第3フィールドでオープン戦を行い、慶應義塾大学と対戦した。
この試合は第3フィールド開設20周年の記念試合として行われ、元メジャーリーガーの田口壮さん(関学大商学部卒)が始球式を務めた。
関学大の先発投手は奥野谷栄須投手(商学部4年)。初回、2023年夏の甲子園で注目を浴びた丸田湊斗外野手にホームランを浴びるも、四回2安打2失点と粘り強い投球を見せた。打線は、先発の東京六大学リーグ2024年秋の最優秀防御率投手である渡辺和大投手を相手に六回1安打無得点と捉えきれなかった。七回にも2失点を喫し、0対4と苦しい展開で終盤戦を迎えた。
しかし、七回に慶応義塾大学が投手を交代すると無死からチャンスを作り、内山彰梧選手(商学部2年)が「前でボールを捉える意識で打った」と左前へのタイムリーを放った。さらに八回には小林隼選手(法学部4年)のタイムリーなどで3点を奪い、4点ビハインドだった状況から同点に追いついた。
このままの勢いで逆転か、という雰囲気も球場中に漂ったが、関学大は九回に守備のミスから相手に4点を許し、4対8と東京六大学野球の名門に一歩及ばなかった。

試合後の記念写真=2026年3月12日、関西学院大学第3フィールド、佐藤朝陽撮影
硬式野球部の本荘雅章監督は打線が渡辺投手を攻めきれなかったことについて「点は取れなかったが良い球を見させてもらった」と悔しさをにじませながらも、今後につながる経験をプラスに語った。また、第3フィールドについて「先方を迎えられるグラウンドを使える環境に、ありがたさを実感している」とグラウンドへの感謝を述べた。
(佐藤朝陽)
