神姫バス(姫路市)は、2027年冬を目処に同社独自のICカード「NicoPa(ニコパ)」を廃止すると発表した。廃止に伴い同社の定期券を来年4月頃から「ICOCA(イコカ)」と「PiTaPa(ピタパ)」に切り替える。関学生のみに発行される「関学NicoPa」の今後については現在検討中となっている。
関学ニコパは、関西学院大学と神姫バスが提携し導入した学生専用の割引ICカードだ。現金チャージ時には25%のプレミアが付く。加えて神戸三田キャンパス(KSC)への指定通学路線を対象に特別割引運賃が適用されるのが特徴で、KSC生の足を支えている。例えば、KSCと三田駅間では通常運賃480円のところ、関学ニコパ利用で実質運賃が312円まで大きく下がる。
本紙は、神姫バスと神戸三田キャンパス事務室に、関学ニコパの今後に関する質問を送った。神姫バスは「大学と協議の上で回答となるため現時点では回答はできない」とし、事務室は学内で協議を進めているとした上で「いつ調整が完了するか不透明な状況のため回答できない」とした。
関学ニコパの今後について、総合政策学部3年の男子学生は「現在の割引運賃が維持されてほしい」と不安を口にした。
(田爪翔)
