起業でつなぐ社会の架け橋 工学部2年 酒井涼雅さん      

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酒井涼雅さん=本人提供

 酒井涼雅さん(工学部2年)は、ソフトウェア開発を軸に起業の道を進んでいる。彼は、技術を社会課題の解決へつなぐ「コネクター」を目指す。起業への関心を持ったのは、高校1年時に参加した神戸市主催のシリコンバレー研修プログラムだった。プログラムを通じ、起業という選択肢に触れたことで、その後の方向性が定まったという。

 現在は、主に三つの軸で活動している。一つ目は情報系インカレサークル「Tech.Uni」の運営だ。代表者としてアプリ開発やプログラミングの初学者向けイベントを企画し、技術を志す大学生に「つくる喜び」を伝える場を創出している。

 二つ目は実社会への参画である。東京大学の大学生チームにエンジニアとして加わり、活動をしている。特に農業分野における情報の非対称性に着目し、資材のレビューサイト開発に携わる。酒井さんは、「技術があっても、それを社会にどう実装するかが重要」と強調した。

 三つ目は個人事業主としての活動だ。すでに個人事業 を始めており、中小企業向けのウェブ制作などを手がけている。「やりたいことがあっても形にできない人と、課題を抱える企業をつなぎたい」と起業への思いを示した。

 酒井さんの活動の根底にあるのは、自身の技術を社会貢献へとつなげる意識だ。自身の理想像については、「多様な人と関わりながらリソースを循環させ、社会に価値を供給できる存在でありたい」と語った。自らの技術を、誰かを助けるための手段として活かそうとする姿勢から、強い責任感が感じられる。  将来については、「世界市民として多様な人と関わりながら価値を提供し続けたい」と強い思いを滲ませた。技術で人と社会をつなぐ架け橋になることを目指し、歩みを進めている。

 (梅田芽衣)

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文学部文学言語学科2年 主に広報を担当。特に興味のある分野は音楽・スポーツ・地域活性など。

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