【速報版】粘る関学 9回裏に執念の引き分け 優勝決定は23日に持ち越し

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三遊間を破る同点適時打を放った高山選手=10月21日、わかさスタジアム(京都市)、田爪翔撮影

 関西学院大学体育会硬式野球部は10月21日、わかさスタジアム京都(京都市右京区)で開催された関西学生野球連盟秋季リーグ戦第6節4回戦で近畿大学と対戦し、3対3の引き分けで終わった。
 関学大はこの試合に勝てば4季ぶり18度目の優勝がきまる正念場の試合。近畿大との前回対戦では飯田泰成(4年人間福祉学部)が12回を2失点の好投も打線が相手投手にあと一本が出ず、2対2の引き分けに終わった。この試合、関学大は飯田が先発。近大は春季リーグで最優秀投手賞に輝いた森健人が先発した。
    試合は1回裏、関学の攻撃。先頭の村亮佑(法学部3年)が右翼への安打。その後2死2塁となったところで4番宮原大和(商学部3年)が中堅への適時打で関学大が先制した。
    しかし、近畿大の攻撃の2回表1死から5番伊藤愛都がライトへのソロ本塁打。同点に追いつかれる。さらに5回表、1死満塁のピンチを迎える。ここで4番三木太介の当たりを三塁手宮原がエラー。相手に勝ち越しを許してしまう。そして6回表、2死2塁から9番八幡大介に右前への適時打を打たれて、1対3と相手を追いかける展開となった。
 関学大の打線は3回4回と2回連続で三者凡退と初回以降相手の森をとらえることができなかった。森は5回でマウンドを降り、6回からは150km越えの速球が持ち味の宮原廉が近大のマウンドへあがった。
 ここで流れが変わる。先頭の1番村が死球で出塁すると続く高山がサードへのセーフティバント。打者もセーフになり、無死一二塁のチャンスになる。その後、2死二三塁の場面で打者は主将の小林舜(法学部4年)。小林は相手の速球に必死にくらいつくも最後は153kmの直球に空振り三振。相手の代わり端を叩くことができなかった。
 関学大は7回、投手を飯田から伊丹健一郎(法学部4年)に交代。走者は許すものの、軽快な投球で7回から9回の3回を無失点に抑え、流れを作る。
 7回裏、関学大の攻撃。先頭の藤原がチーム初の長打となる二塁打を放つ。藤原はこれでこの試合3本目のヒットとなった。このチャンスをものにしたい関学大だったが、ピンチでギアを挙げた宮原を捉えきれず無得点でこの回を終えた。
 9回裏、突如宮原が崩れる。まさかの3者連続四球を与え、途中降板。増田壮にスイッチした。
 しかし、流れは止まらない。2025年春季リーグ首位打者の9番中川将心が死球で初回以降の得点を取る。1番の村は見逃し三振に倒れ2死満塁で高山。もう後がないという状態で振り抜いたあたりは三遊間を破る適時打。起死回生の一打で試合を振り出しに戻した。
 10回表の近大の攻撃。延長になっても伊丹の快投は続く。走者は出しても得点は取らせない。粘り強い投球で延長戦になっても近大打線を無失点で抑えた。
    10回裏、先頭の4番宮原が左翼への二塁打を放つ。5番小林はセカンドゴロで倒れ、ここまで3安打4出塁の藤原を敬遠し、1死一三塁になる。ここで本荘雅章監督が勝負に出る。谷口功晟(社会学部2年)を代打で起用する。しかし、セカンドに打ったゴロは関学の走塁ミスもあり、併殺打に終わった。
 11回表、7回から投げている伊丹はこの回も140km近い直球と切れ味鋭い変化球を武器に近大打線を三者凡退に仕留めた。
 11回裏、関学大は立て続けに大飛球を放つも近大外野陣の堅守によって三者凡退に終わった。
 最終回、関学大の優勝は12回の攻防に委ねられた。その中で伊丹はこの日3度目の三者凡退。リリーフエースとしての役目を十二分に果たした。
 関学大最後の攻撃は三者凡退で試合終了。規定により、近畿大との再試合は10月23日に持ち越された。 

(佐藤朝陽)

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社会学部2年 新月祭の代表責任者です。印象に残っている記事は「関学出身の3人が語るドジャースと大谷翔平」。好きなアニメは「涼宮ハルヒの憂鬱」。

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