今年の「新月祭」はオンラインで

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 関西学院大学の大学祭実行委員会は8月4日、今年の「新月祭」をオンラインで開くと発表した。新型コロナウイルスの影響で、キャンパスでの開催が難しいと判断した。学生はダンスや演劇などをインターネット上で配信。来場者参加型の企画やオンラインを活かした企画もある。

 当初は、なんとかキャンパスで開催しようと実行委の学生は協議を重ねた。7月下旬になっても感染拡大は収まらず、委員や参加者から不安の声が多くなった。「オンラインになっても新月祭に参加したい」という学生の声も後押しし、オンライン開催を決めた。苦渋の決断だった。

 屋内外のステージで披露していたダンスやバンド演奏はユーチューブで配信。課外活動の自粛で新入生が課外活動に触れる機会が減ったことを受け、クラブやサークルの紹介にも力を入れる。新月祭の実行委員長で文学部3年の松田将成さんは、「実行委全体で参加団体のサポートにも全力で取り組みたい」としている。

 オンラインだからこそできる企画もある。多方面で活躍中の女性ユーチューバーや人気の漫才コンビをゲストで迎える。模擬店の中止や企画の縮小で余った予算を活用し、例年以上に豪華なゲストを招いた。

 松田さんは「前例がない不安は大きいが、できることは全部やる」と意気込む。大学祭を初めてオンラインで開催するという同じ不安を抱える他大学と情報を共有する場も作った。「こんな状況だからこそ、つながりを大切に乗り越えていきたい」と熱く語った。

 開催は10月24日~25日、11月7日~8日。参加方法は実行委の公式ツイッター(@shingetsusai)で。 (難波千聖)

昨年の新月祭の様子。文化総部書道部は新学生会館前のステージで書道パフォーマンスを披露した=2019年12月、西宮上ケ原キャンパス
難波千聖

難波千聖総部長

投稿者プロフィール

 兵庫県加西市出身、文学部文化歴史学科哲学倫理学専修2回生。最近の関心はジェラール・ジュネットの物語論。新聞総部では新月祭の取材を精力的に行うほか、部活動の活動の様子を取材するなど、主にニュース記事で活躍している。また、同窓会担当として多くの人に関西学院大学新聞を読んでもらえるよう、日々試行錯誤を重ねる。趣味は一人カラオケだが、最近は学業とアルバイトに忙しく、なかなか行けていないのが悩み。

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