「大学施設が使えないのに通常の学費を納めるのはおかしい」 有志学生が学長に嘆願書を提出

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 関西学院大学教育学部4年の江頭翔太朗さんは8日午後、学費の一部返金と減額を求める署名438人分を同大の村田治学長宛てに提出した。江頭さんは新型コロナウイルスの影響で授業や課外活動などの学生活動が大幅に制限されながら、例年通りの学費を払うことに疑問を持ち、先月24日からオンラインで署名を募っていた。

 江頭さんは「大学の授業や施設を利用した知識の蓄積や研鑽(けんさん)が十分にできない状況で、通常の学費を納めることに疑問を感じた」という。春学期に受けた授業の大半は課題の提出を求めるオンデマンド型で、双方向型の授業は少なかった。課外活動も再開しつつあるが、人数や時間に制限があるという。

 学生や保護者へのアンケートも実施した。「大学生活が大きく変化し、多くの1、2年生が戸惑っている」と江頭さん。保護者向けのアンケートでは、一人暮らしを始めた子供を心配する声が目立った。

 江頭さんは、「本当に困っている学生と大学の明るい未来のために、(学長は)嘆願書を読み、検討して欲しい」と話した。(難波千聖)

署名を提出した 江頭翔太朗さん
難波千聖

難波千聖

投稿者プロフィール

 兵庫県加西市出身、文学部文化歴史学科哲学倫理学専修4回生。最近の関心はジェラール・ジュネットの物語論。新聞総部では新月祭の取材を精力的に行うほか、部活動の活動の様子を取材するなど、主にニュース記事で活躍している。また、同窓会担当として多くの人に関西学院大学新聞を読んでもらえるよう、日々試行錯誤を重ねる。趣味は一人カラオケだが、最近は学業とアルバイトに忙しく、なかなか行けていないのが悩み。

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