
陸上男子100メートルで東京五輪代表に内定した多田修平(住友電工、関学大出身)が、大阪市内で5日、会見し「日本選手権より緊張感が少ない。初めてなので楽しむことを忘れず走りたい」と五輪への抱負を語った。
多田は、五輪の代表選考会を兼ねた先月の日本選手権で優勝し、東京五輪代表に内定した。日本選手権では3年連続5位が続き、苦しい思いをしたという。「五輪代表に内定したことよりも、(日本選手権で)初めて優勝したことがうれしかった。喜びが爆発し、ゴールの瞬間に自然とガッツポーズが出た」と満面の笑みでレースを振り返った。
五輪の目標を、100メートルは決勝進出、400メートルリレーは金メダル獲得と掲げ、大会に臨む。「個人で9秒台を出せば決勝が見える。リレーでは1走で流れを作り、メダルに貢献したい」
多田は大阪府出身の25歳。「練習拠点は関東だが、(近畿から)たくさんの声援をもらっている。関学や近畿の代表として恥じない走りをしたい」と話し「ブレークしたのは関学時代。自由がモットーのところなので、自分で考えて取り組むことが大切だ」と母校の後輩たちへ言葉を贈った。
東京五輪の男子100メートル予選は、31日の午後7時から、国立競技場(東京都新宿区)で開催される。(西村遼)

