関西学生サッカーリーグ1部リーグは24日、後期第7節が堺市のJ―GREEN堺であり、関西学院大はびわこ成蹊スポーツ大と1—1で引き分けた。関学大の開幕からの連勝は4で止まったが、5戦負けなしとなった。
前半からボールを握り、ゲームを進める関学大。前半だけで9本のシュートを放つなど、試合を優勢に進めたが得点は生まれず、前半は0—0で終了した。
後半も関学大がボールを握る時間帯が多かったが、後半6分、試合が動く。びわこ大FW伴木翔が中央からドリブル突破し、そのままシュート。少ないチャンスを活かし、びわこ大が先制した。
失点後も、何度もゴールに迫るが、相手の粘り強い守備に阻まれる関学大。1—0で試合終了かと思われたが、試合は再び動く。後半アディショナルタイム4分、FW山見大登の蹴ったコーナーキックのこぼれ球を、途中出場のMF船越大夢がゴールに押し込み、土壇場で同点に追いついた。船越は「出場したら絶対に点を決めようと思っていた。決められて良かった」と喜んだ。
連勝は止まったものの、負けなしの関学大。DF本山遥は「負けなかったことは去年からの成長。これからも一試合一試合大切にしていきたい」と熱く語った。 (林 昂汰)