(タイムスリップ)お笑い芸人・佐野寛さん 内定を断り、厳しい世界に挑戦

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 「売れるのはたった一握り」。連日テレビ番組や舞台で活躍できる芸人はほんのわずかである。それでも厳しい世界の扉を開き、挑戦する卒業生がいる。

 卒業生の佐野寛さん(24)は芸能事務所タイタン所属の芸人。お笑いコンビ「アクアキャンディー」を結成後、舞台や動画投稿サイトで活動している。

 「1ミリでもやりたいと思ったらやってみること」が座右の銘だという。ただ、芸人になるということは決してたやすいものではなかった。

 「学生時代から人前に立つことが苦ではなかった。ただ、就職活動当時、放送作家のような、いわゆるテレビを裏から支える仕事を志望していた。しかし、パフォーマーの自分でいたいという迷いが常にあった」と話す。その決断を支えてくれたのが座右の銘の『1ミリでもやりたいと思ったらやってみること』だった。

 決断後の佐野さんは一直線だった。当時決まっていた内定に全て断りを入れた。卒業間近だったこともあり、多くの人に心配された。「ただ本当に今しかない。(卒業のタイミングという)チャンスを逃してなるものかと必死だった」と笑顔で話した。

 内定を断って、芸人になりたいと言った時、相談に乗ってくれたのは大学職員の人たちだった。「(内定を断って)心配が大きかったはずだったが、素直に応援してくれたのが本当にありがたかった」と佐野さん。

 最後に新入生へのメッセージとして、「僕にとって関学は夢を応援し、全力で応援してくれる場所だった。大学のアットホームな特色を最大限に活用し、夢を追いかけて欲しい。コロナ禍で大変な状況ですが、大切な4年間を全力で走り抜けてほしい」と笑顔で話した。 (木村航太)

 さの・かん 1996年5月10日生、静岡県静岡市清水区出身。関西学院大学社会学部卒業。大学在学中、お笑い芸人になることを決意し、当時決まっていた内定を辞退。芸人の道へ進む。卒業後、芸能事務所タイタンの養成所に入学。相方、石井康平とお笑いコンビ「アクアキャンディー」を結成。ステージ上や動画投稿サイトユーチューブなど様々な舞台で笑いを発信中。

お笑いコンビ「アクアキャンディー」の 佐野寛 さん(右)=所属事務所提供

木村航太総部長

投稿者プロフィール

大阪府岸和田市出身、文学部英米文学英語学専修3回生。高校時代は野球部に所属していた。大学入学後は心機一転し新聞総部に入部。部内では記者として活動する傍ら、総部長として、部運営のため「広告営業」や「新聞の定期購読者獲得」をめざし東奔西走中。趣味はスポーツ観戦とゴルフ。

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