困窮学生に食料配布 関学生を支援

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 新型コロナウイルスの影響で経済的に苦しい学生を助けようと、関西学院大学の寮生からなる学生団体「繫がり隊」などは19日、西宮市の上ケ原市民館で食料を無償配布した。予定を上回る345人が会場を訪れ、食材を受け取った。

 この日、会場には無洗米2キロやサバの缶詰、レトルトカレー、コーンスープが用意された。午後2時にオープンすると、続々と学生が集まった。学生スタッフが学生証を確認して食材を手渡した。

 食材を受け取った法学部2年の男子学生は「3月から6月まで、ほとんどアルバイトに入れず、食費を削り、奨学金で生活を賄っていた。本当に助かります」と笑顔を見せた。

 配布した食材は、生活協同組合コープこうべの基金から資金提供を受けて購入。品目は学生の声を反映して選んだ。

 支援のきっかけは、西宮市社会福祉協議会が同大の学生寮に食材を寄付した際に学生の声を聞いたこと。同協議会で社会福祉士の中川俊亮さんは「協議会へ相談に来る学生と、寮で困っていると答える学生の数にギャップを感じた」という。協議会の呼びかけに寮生らは応じ「繫がり隊」を発足。この日に向けて、協議会やコープこうべと準備をした。

 繫がり隊の古森日奈子さん(教育学部4年)は「今は関学生中心の活動だが、今後は西宮市内の他大学の学生とも活動をしたい」と話した。 

 食材は24日にも同会場で配布される。(一宮麗果)

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