関西学院交響楽団 定期演奏会 世界的指揮者 佐渡裕さん招く

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 関西学院交響楽団の定期演奏会が2月8日、神戸国際会館こくさいホール(神戸市中央区)で行われた。世界的指揮者の佐渡裕さん(58)を迎え、チャイコフスキーの交響曲第5番や本学OBの作曲家大澤壽人(ひさと)さんの交響組曲「路地よりの断章」などを演奏した。会場には満員の2千人を超える観客が集まった。

 同演奏会は、神戸市出身の大澤さんの曲を演奏するなど本学交響楽団と阪神間の繋がりを意識。選曲について佐渡さんは「(「路地よりの断章」は)難しい曲だった。関学の卒業生に当時の音楽の最先端を切り開いていった人がいたことを伝えたかった」と話す。

 アンコール曲には宝塚歌劇団の歌として知られる「すみれの花咲く頃」を選んだ。佐渡さんも鍵盤ハーモニカの演奏で参加した。観客の手拍子も加わり、一体感の中で演奏会は終幕した。

 今回の演奏会は33年前に佐渡さんが同部で指揮をした時の約束が実現したもの。同部との5回の練習では「怖がらずに演奏し、努力を重ねること」、本番前には「いい演奏をしようというより、楽しむこと」を伝えた。

 「阪神・淡路大震災25周年メモリアル」を副題に、ホールのロビーには震災当時の本学の状況を伝える写真の展示も行われた。同部演奏会運営チーフの塚本彩乃さん(教・3)は「団員と観客の両方にとって震災を学ぶきっかけになるメモリアルコンサートができた」と喜びを語った。

本学OBの大澤壽人さん作曲の「路地よりの断章」の解説をする佐渡さん(右)=2月8日午後、神戸市中央区の神戸国際会館こくさいホール
チャイコフスキー交響曲第5番の演奏を終え、礼をする佐渡裕さん(中央)と関西学院交響楽団の団員=2月8日午後、神戸市中央区神戸国際会館こくさいホール
難波千聖

難波千聖総部長

投稿者プロフィール

 兵庫県加西市出身、文学部文化歴史学科哲学倫理学専修2回生。最近の関心はジェラール・ジュネットの物語論。新聞総部では新月祭の取材を精力的に行うほか、部活動の活動の様子を取材するなど、主にニュース記事で活躍している。また、同窓会担当として多くの人に関西学院大学新聞を読んでもらえるよう、日々試行錯誤を重ねる。趣味は一人カラオケだが、最近は学業とアルバイトに忙しく、なかなか行けていないのが悩み。

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