日本人学生派遣数関学大が第1位に その要因とは

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 ネブラスカ大学オハマ校の英語中期留学に参加した学生の写真=CIEC提供 

 関西学院大学は2022年度日本人学生留学状況調査の「協定等に基づく日本人学生派遣数の多い大学」で1234人を派遣し、全国1位となった。

 全国1位という結果につながるプログラムを多数提供しているのは国際教育・協力センター(CIEC)だ。

 CIECとは、学生が多文化との共生を理解し、世界市民になるための海外留学や国際交流のプログラムを全学的に提供し支援する部局である。学生は「外国語を学びたい」、「開発途上国を知りたい」といったそれぞれの目的に応じてプログラムを選択することができる。

 国際連携機構事務部海外留学課長である鳥山直子さんは留学派遣数が増加した理由として、関学大全体の取り組みを三つ挙げた。

 一つ目は、2014年度に関学大が文部科学省スーパーグローバル大学創成支援事業(SGU)に採択され、全学で協定校への派遣者目標を掲げたことだ。目標に向けてCIECは留学フェアなどのイベントを通じて学生に留学を奨励した。

 二つ目は、関学大が支給型の留学奨学金を拡充し、経済的支援を手厚く行ったことだ。これにより、留学の金銭的な負担を軽減することが可能となった。

 三つ目は、関学大の各学部でもプログラムの提供を拡充してきたことだ。例えば、文学部主催のドイツ・ベルリンへの短期留学プログラムでは、学生が在籍する学部に沿った専門的なプログラムを選択することができる。

 またドイツの歴史や芸術、音楽などを通じて異文化への理解をより深められる。海外で卒業のための単位を取得しながら主体的に異文化を学べることは大きな魅力だ。

 今後の活動について鳥山さんは「すべての学生にプログラムを浸透させ、留学にチャレンジする人をもっと増やしたい」と目標を掲げた。

 関学大ではCIECを筆頭にさまざまなプログラムや手厚い支援が提供されている。言語を学ぶだけでなく、外国の文化や自然に触れたり、現地のスポーツを観戦したり、充実した楽しい経験を積むことができる。ぜひ大学時代に貴重な留学経験をしてみてはいかがだろうか。   

(久保田創士)

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