関西学院大学宗教総部献血実行委員会は4月11日から15日にかけて、西宮上ケ原キャンパスで今年度最初の献血週間を開催した。5日間の開催は2019年以来3年ぶりとなった。今回の参加者数は521人で、12日と14日の参加者は過去最多だった。
法学部3年の倉富萌依献血実行委員長(20)は「5日間開催できてよかった。以前開催できていた神戸三田キャンパスにも、開催できるならば行ってみたい」と話す。文学部3年の樫本大河さん(20)は「5日間の開催ができてとてもうれしい」と話す一方「学校開催以外の献血ルームでは中年層が多く、若い人にあまり広まっていないように感じる。まずは景品目的でも構わないので、献血に関心を持ってほしい」と、より多くの学生が献血に来るよう呼びかけた。
今回が初めての献血だという法学部3年の女子学生は「もともと行こうと思っており、看板が立っていたのでキャンパス内で献血をしようと思った。献血はもっと大層なものだと思っていたが、時間も意外に短くしやすかった。また機会があればしてみたい」と話した。
献血実行委員会は今回の景品について、実用性があり、もらった人に喜んでもらえる景品を、週2回のミーティングで話し合い決定したという。(松本亘平)