1月の初旬から、3月にかけて、2018年度をもって本学を退職する教授らの最終講義が行われている。1月中に西宮上ケ原キャンパスでは8名、神戸三田キャンパスでは4名の教授らが講義を行なった。2月以降も各キャンパスで計7名の教授らが最終講義に臨む予定だ。
非常勤講師として今後本学で講義を行う教授もいるが、最終講義は研究における一つの節目である。自身が研究で目指してきたことや、これまでの研究から得た結果や見解を語る教授。学生に対してアドバイスやメッセージを残す教授。それぞれに思いを込めた講義の内容はさまざまであった。
また、学生時代にお世話になった教授の最終講義である。中には聴講するために遠方から駆け付けた人もいた。教授自身にとっても、聴講した学生や卒業生にとっても印象に残る90分間となったのではないだろうか。
長年本学で教鞭をとってきた教授の最終講義、時間をつくって訪れて見てほしい。何か得られるものがあるはずだ。